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【キッス専科】 水野良太郎 持ち前のセンスと大いなる遊び心でこんな一冊が作られた時代!

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【キッス専科】 水野良太郎(コダマプレス・1967年) 昭和の街角の喫茶店、コーヒーを飲みながらページをめくっていた誰かの気配が感じられそうな一冊。 水野良太郎が編集を手がけたキスをテーマにした漫画アンソロジー。パズル構成を片岡義男氏と広瀬正氏が担当。アメリカンティストの笑いを取り入れた軽妙で洒脱な雰囲気が特徴です。 特筆すべきは、漫画だけではなく、写真、イラスト、コラージュなどグラフィックが満載であること。特に水野良太郎の手がけたページは、アメリカン・ポップカルチャーや広告デザインの影響を感じさせる大胆な構図が印象的。エロティシズムとユーモア、時代の断片が詰め込まれたタイムカプセル。持ち前のセンスと大いなる遊び心でこんな一冊が作られた時代、これぞ今のZINE文化と重なる感覚。 使われた写真は、おそらく映画のスチル写真、あるいはグラビア雑誌のカットなど。それに卓越したセンスを感じるのは水野良太郎氏がグラフィックデザイナー的感性を持っていたことの証拠。 「レデイキラーの想いでのアルバムを作ろう」という章では、様々なラヴシーン写真の男性の顔の部分が空白になっており、「白い部分にキミの顔写真をハリつけると、なつかしい想い出がよみがえる」そんな、昭和ならではの、ちよっと気恥ずかしさと甘酸っぱさ。 アメリカンカルチャーの愛と編集センス。まさに編集者たちの腕の見せ所。サブカルチャー寄りの小規模な出版社だった『コダマプレス』。その資料は少なく、発刊リストも断片的。60年代米カルチャーの受容を知るうえで貴重な手掛かりとなる本書です。 *背表紙と見返しに小さなやぶれ、古書店シールがあります。ほか目立つダメージはないようです。 *何冊買っていただいても同じ送料です。(いちばん大きなサイズが適用となります) 著者 水野良太郎 出版社 コダマプレス 出版年 1967年1月10日発行 サイズ 174×110㎜ 総数 220ページ 状態 B

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